分野別基準
--- 経営工学および経営工学関連分野 ---
日本品質管理学会 1999年2月
この基準は、経営工学および経営工学に関連する分野の技術者教育プログラム
に適用される。
- 1、カリキュラム
学生以下の内容を修得できるようなカリキュラムであること。
- (1) 製品・サービスの開発・生産・提供を行う組織において、品質、生産性、
経済性、信頼性、安全性などに関する計画、実施、評価、改善を行うためのマ
ネジメントの原則および手法。
- (2) 製品・サービスや生産プロセスなど、人間と情報を含めた統合生産シス
テムを全体的な視点からデザイン・評価するための原則および手法。
- (3) 確率的変動を考慮し、データを解析する能力。
- (4) 現実の問題を数式を用いてモデル化し、最適解を求める能力。
- (5) 計画的にデータを収集するとともに、効果的・効率的な実験を計画する
能力
- (6) 計算機などの情報技術を活用・応用する能力
- (7) 電気、機械、化学、ソフトウェア開発技法、ハードウェア加工技法に関
する基礎的知識。
- 2、教員
- (1) 教員団は、大学設置審議会の基準を満たすこと。
- (2) 教員団には、技術者資格を有しているか、またはカリキュラムに関わる
実務経験によって科目を教える資格のある教員を含むことができる。