経営工学読本経営工学読本の発刊にあたって (社)日本経営工学会は、かねてから経営工学の社会的認知を広げ、その社会的地位を高めることの重要性を認識し、第28期理事会では「社会に働きかける経営工学」を活動目標として掲げ、様々な取り組みを行ってまいりました。その一環として、経営工学関連の学科/専攻(以下、「経営工学科等」と略)が設置されている大学と協力し、学会として若い世代、特に高校生に対して働きかけ、経営工学領域の面白さに気づき、進路選択先の一つとして経営工学領域に関心を寄せてもらい、長期的にこの領域の人材を増やす活動に取り組むことと致しました。とはいえ、経営工学領域は高等学校の標準履修科目として確立しておらず、高校生や直接進路指導に携わる高校教員の方にとっても、「経営工学って何?」、「経営工学科に進学すると、将来、何になれるの?」という疑問を多く持たれているのが実態だと思います。 そこで、高校生が読んでも分かる、高校生でも読みたくなるような小冊子「経営工学読本」を編集・刊行し、全国の高等学校の進路指導担当の教員の方々に無料にて配布することで、高校教員の方々を通して、高校生に経営工学領域への関心を高めてもらうことを計画しました。 このたび、各大学の経営工学科等およびその卒業生・修了生の方々のご協力を得て、小冊子「経営工学読本」を白黒版で編集・刊行致しました。また、刊行と同時に、その電子ファイル(カラー版PDF、白黒版PDF)を学会ホームページに公開して、各大学の経営工学科等における受験説明会や高等学校における進路指導など、様々な場面で自由にダウンロードし、また印刷、複製、再配布して、ご利用いただけるように致しました。 なお、小冊子「経営工学読本」並びにその電子ファイルの印刷、複製、再配布に際しましては、以下の利用規程を厳守してご利用ください。
2007年7月1日 (社)日本経営工学会
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